論文至上主義をゼロから考える〜その薬の効果はどのくらい?〜

猫好きの猫になりたい薬剤師です。どう医療に関わっていくか等々、薬剤師の一人である自身の感じたこと、考え方を投稿していきます。備忘録的な役割が大きいです。本ブログの記載内容については一切の責任を負えません。原著論文を参照して下さい。また情報の二次利用につきましては各々の責任でお願いいたします。記載内容に誤りがありましたら、ご指摘いただけますと幸いです。お問い合わせはこちらまで→【noir.van13@gmail.com】

アポリアaporiaとは?

アポリア(〈ギリシャ〉aporia)

《道のないこと、の意》
アリストテレス哲学で、一つの問いに対する答えとして相反する二つの見解が等しく成立する場合をさす。
2 一般に、解決の糸口を見いだせない難問。

デジタル大辞泉より転載)

 

 

私個人としては上記2の意味として捉えている。

 

EBM実践とは、アポリアに対する各々の思考が生み出す答えらしきものではないかと考えている。従って、問いに対する答えらしきものは人の数だけ生まれるのではなかろうか。

 

答えに辿り着くまでのプロセスが重要であり、また介入後の結果について自己批判的に吟味することがより肝要ではなかろうか。

 

自己批判的に吟味するためには、物事を俯瞰する必要があると感じている。

 

では俯瞰するためにはどうしたら良いのだろうか?

 

まず自己を良く知ることである。そう考えてみると、就職活動時に行った自己分析は、案外役に立っているのかもしれない。

 

 

 

 

思考の言語化って難しい。